日本にいらっしゃる海外の方、非常に増えていますね。
この間も人形町の交差点で信号待ちしていたら
2回も、海外の方に道を聞かれました。
どちらの方も「マクドナルドはどこにあるのか?」。
異国に行くと、安心感のある世界的チェーン店は、安心の場所ですよね。
私も、旅行中は、マックとスタバのお世話になってます。
そういう意味で、世界規模のチェーン店は
旅人たちのいこいの場所
でもありますね。
さて、本題です。
私も政府関連の方々とお仕事することが多く、
海外向けの商材としての江戸切子の在り方を考える機会が非常に多いのですが
そもそも
Edokiriko
って言葉が日本以外の国で通じるのか?ということでした。
日本でだって正直あぶない。
でも、私は、それでいいと思っていて
綺麗なものだから買う
欲しいものだから買う
であれば、
江戸切子って名前を知らなくても全然良くて
綺麗なガラスだから欲しい
でOKなんです。
なので、海外に出すときに
「江戸切子」って言葉を通さなくても
日本の美を持つ硝子
として認識していただくためには、どうすればよいのだろうか
を私たちは考えます。
この間、海外にお住まいの日本の方が
弊社の作品に対し「真面目な」という表現をしてくださって
真面目な・・・というのは、確かに、日本を表現するキーワードだなと思いました。
テクノロジーとしてのまじめさ
デザインとしてのまじめさ
テクノロジーとしてのまじめさは
長年培ったきた先人たちの、技術獲得へのまじめさの蓄積と、
細部まできっちりと計算するデザインへのまじめさと
真面目さで美しいガラスをつくる工房
というのはとても面白い表現だなと思いました。
海外の方からの意見は
江戸切子を知らない方からの意見なので、
非常にためになります。
ちなみに、最後にクイズです。
弊社にいらっしゃる海外の方に聞いた
「江戸切子というものはどこで知りましたか?」の
一番答えの多い国はどこでしょうか?
答えは明日。 もちろん。日本じゃありません!