
そもそも江戸切子第一回目は、やはり
「江戸切子を一言でいうと」ですね。
私がセミナーなどで説明するのは
江戸時代末期
江戸というエリアで、
江戸の紋様をカットしたガラス工芸
のことです。(一言じゃないですけど・・・)
つまり、江戸文化の中のガラス工芸ということです。
江戸時代はもちろん、今のグラインダーのカットではなく
石で外側をひたすら紋様の形に削っていた
ようで時間もかかっていたため高級品。
グラインダーというダイヤモンド製の硬い、動力で回転する機械を使うのは
明治政府のできた後。
産業革命により、海外では機械技術が向上、それを外国人(英国人)が伝え、今の江戸切子の制作スタイルが出来上がったといわれています。
つまり、
ガラスをカットするという技は世界中同じということ。
です。
じゃあ、江戸切子の特有性ってなんだよ~と思いますよね。
それはこれから順番に説明しますね。
で、最後にオチ的なお話しなんですけど、
私の仕事名前はKIRIKOなんですけど、
うちの親は私の本名をつけるときに
「硝子(しょうこ)」「切子(きりこ)」を一瞬悩んだらしいです・・・。
ちなみに、米国の方に「江戸切子」と言ったら
「人の名前?」と聞かれたことがあります。
Mrs Kiriko Edo・・・外国向け仕事ネームにしようかな。