今回は、自由制作の際どのようにデザインを決定していくのか、について現在教室に通われている方の中から自由制作をいくつも完成させている男性にお話を聞くことができたので紹介します。
まず、この方は入門コースから中級の全てのプログラムを修了し、2年ほど前からグラスの種類を変えながら次々と自由制作を進めています。


この方がデザインを考える際、まず下準備として江戸切子の紋様をインターネットや資料で探し、気になるものをグラスの形にあわせてリサイズしながら何度も試行錯誤を繰り返して納得いくバランスに作り上げていくそうです。
考えたデザインを自身の手でどこまで再現できるのかを探っていく試行錯誤の作業では、とても集中していて時間があっという間に過ぎてしまうとのこと。
また実際にカットしながら気になった部分をスタッフに相談することで、自分以外の視点や意見を取り入れることができ、解決策を見つけられることも多いと仰っていただけました。
自由制作を進めていく中で、できることが増えてくると作りたいデザインの幅も広がってくるようで、磨き上がった完成品を受け取るたびに創作意欲が膨らんでくるそうです。
今回、ご紹介した進め方は実践的でどなたにもお勧めなので参考にしていただき、それぞれ自身にあった進め方を見つけていただければと思います。
自身で考えたデザインが形になる喜びを皆様にも感じていただきたいと思っておりますので、自由制作に積極的にチャレンジしていただけると嬉しいです。