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2020年10月2日

カットについての表現

江戸切子をカットしている時どういう感覚か、ということをスタッフ同士で話し合っていた時に、出てきた表現で面白いものがあったので、教室に来てくださる皆様と共有できるのではと思い少し紹介します。

一番多かったのは「無心・無」でした。

常に、より速くより正確にという意識を持ちながら緊張感をもって作業に集中するので、納得の結果かなと。

そんな中、「散歩で目の前の景色が刻々と変わっていくような感覚」という意見が出ました。

無心での反復作業によってリズムが生まれ、カットを進めることで段々と装飾されていくグラスを見ていると、ふとした瞬間にそれを感じることがあるそうです。

少し特殊な表現ですがスタッフの間ではそれぞれに共感できる部分があり、新しい発見に繋がりました。

 

【工房での作業風景】


↑第4日曜日に担当している三代目

 

教室では、特に始めたばかりの方ですとガラスを削るという緊張感や普段はやらない手の動きなど慣れないことも多いはずです。

それでも集中した作業の先に「散歩で景色が刻々と変わっていく感覚」という、ある意味リラックスに繋がる感覚が緊張感のなかで生まれてくるのを実感していただけると思います。

手を動かして物を作る楽しさをより感じられるようにスタッフがサポートさせていただきたいと思ってます。些細なことと感じられることでも気軽に質問などしていただけると嬉しいです。

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