華硝からのメッセージのキービジュアル「江戸切子の製造においては最高の技術を。販売においては最高のサービスを。そして、技術継承においては最高の教え方を。」

MESSAGE

華硝からのメッセージ

江戸切子の店 華硝は、江戸切子の製造・販売店として、70年の歴史を持っています。これまで弊社は、単なる江戸切子工房ということではなく、洗練された最高の技術で「人を幸せにすること」をコンセプトに事業を展開してきました。

製造の分野においては、先代より引き継いだ江戸切子の伝統をそのまま継承するのではなく、多くの人の共感が得られるような現代的な感性・ 全く新しい意匠を取り入れつつ、芸術品のレベルにまで江戸切子を昇華させるような作品づくりを追求してきました。

販売においても、お客様のニーズを踏まえた商品企画や、贈答品のご相談に対して的確なアドバイスを提供するコンシェルジュとして、質の高い接客・営業を心がけてまいりました。アットホームなサロンとしてご好評いただいている亀戸本店に加え、2016年からは江戸切子発祥の地である日本橋に2号店をオープンし、より多くの方に華硝の江戸切子を手にとってご購入いただけるような販売・営業力の強化にも努めてまいりました。

また自社の販売のみに拘るのではなく、海外展覧会の開催やテレビをはじめとする様々なメディアを通じた江戸切子の認知・普及の取り組みに関しても、常に業界をリードするかたちで貢献してきました。

技術の継承という分野においては、日本初の江戸切子専門スクールHanashyo’Sを立ち上げ、多くの方に惜しげなく技術を分かち合い、江戸切子文化の普及・啓蒙にも力を入れてきました。現在では、スクールの生徒数は200人を数える規模にまで成長を遂げています。

他の江戸切子工房が江戸切子文化の単なる“体験”のみを行なってきた中、華硝ではスクールで培った技術継承のノウハウを通じて、プロとしての職人育成にも貢献してきました。多くの伝統工芸が若い世代に技術を継承する難しさに直面しているとニュースなどで報じられることがありますが、華硝においてはそのようなことはありません。それは、これまで華硝が技術継承という分野においても積極的に取り組んできたことの証拠だと自負しています。

現在、華硝では20代から50代までの男性・女性、様々なスタッフが集まり事業全体を支えています。自分たちの経験や発想力を存分に活かしつつ、互いに意見を述べ合い、お客様を幸せにするための仕事を日々行なっています。

わたしたち華硝は、これからも日本の伝統工芸としての「江戸切子」を通じて、世界中の人々にその素晴らしさ、日本の伝統的なものづくりの精神を伝え、人々が「面白いと思えること」また「幸せになること」の実現に貢献できるよう前進していきます。

その華硝の取り組みに共感し、
その一員として一緒に尽力してみたいと思ってくれたあなたの力を
わたしたちは待っています。

華硝2代目会長熊倉隆一氏のサイン