職人によるセミナー・イベントとは職人が自ら発信し、自分たちの作るものの価値をお客様に伝える場。連携で直接発信することによって、つくり手とお客様が「もの」を作り上げ、新しい日本文化を発信していく共通の認識を持つことができます。
安政年間創業。有田において御用焼を営む「辻家」の出で、当代は6代目。磁器から焼き締めまで幅広く制作。社外デザイナーなどとのコラボレーションも多数。
自社だけでは出来ない、展示ができました。それぞれの分野のプロフェッショナルが集まることで、とても魅力のある展示会になったとも思います。今まで気が付かなかった新しい発見があり、今後のモノ造りに活かせると思います。
造る工程を写真つきで説明したり、仕事道具を展示したのは初めてでした。皆さんが焼き物への興味を深めてくれるきっかけ作りができてとても良かったです。こうした取り組みは、今後伝統工芸に必要と感じました。また、私のような消費地から遠く離れた場所にいる造り手にとって、造ったモノがどう評価されるか、どんなモノが必要とされているのかを直に感じられる場はありがたいです。職人が直接発信することは必要だと感じました。