食洗機と江戸切子
2018年4月10日
新しい家に引っ越してから6年がたつのですがはじめて食器洗い機を使いました!
お客様に、
「もったいないから一度使ってみて~」と言われ、
物置同然だった食洗機を空にし、
使ってみました。
すごい便利ですね。
時間短縮。家事が楽。
なんで、こんなに長い時間使わなかったんだろう・・・と考えてしまうくらいに
優れものでした。
が、私の場合、使うグラスやお皿に江戸切子が混じっています。
江戸切子はさすがに、食洗機はダメです。
割れるとかではないんですが、
乾燥といった高温になる場合には、耐熱ガラスではないので
もしかすると、あぶないかもしれない
という恐れがあります。
といっても正直、実際にチャレンジしていないのでなんともいえないのですが
ガシガシと機械が洗うよりは
手で洗った方が安全かなという話です。
食洗機に慣れてしまった今、
きっと、江戸切子と使う人も、洗うのが
面倒だな
と思ったことがあるかもしれないとふと気づきました。
洗うのに慣れている私でさえそうなんです(笑)
面倒だから使わなくなる
というのは悲しいなと思いまして、考えたのが
美術品と考えたらどうだろう
ということでした。
今日は
美術品を使う日
って思えば、今日は丁寧な一日を過ごそう
って思えるじゃないですか!
デイリーに、すべてを丁寧にっていうのは私には正直、きつくて
毎日、五感をフル稼働はできないんで、
今日は、五感を使う日ってあらかじめ決めてます。
そうすると、
目に入るものが、なんだかいきいき見えるんですよね。
そういう日は江戸切子を使って丁寧に洗ってみる。
カットの感触とか、ああ、こういうところが曇るんだなあとか
発見があります。
おっとりゆっくり丁寧にする日に使う江戸切子だと思うと、愛おしくなるもんですね。
私の美術品。
(タイトルを見て、ふと思ったのですが
なんとなく語感が「セーラ服と機関銃」っぽいなと思いまして。
この小説のタイトル、以前から秀逸だと思ってたんですが語感がいいんですね)