そもそも職人は話し下手なのか?
2020年6月4日
職人というと、話し下手というイメージがあるんですが、そのイメージの定着は
メディアからのもので、
職人は
モノを言わず黙々と作業をする
という発信からきているものじゃないかなと。
ものづくり=黙ってものをつくらないと良いものができない
という固定観念な気もしていて、
この頑固問題に関していえば
私は人によると思うんですよね。
音楽聞きながらが効率よいもあれば、
しゃべりながらも、集中しながらも、
その人その人のらしさが、発揮しやすい環境ってたくさんあるはずで、
職人=話し下手
ではなくて、
職人= 話し下手もいる
だけの話。
ただ、その傾向はあるかもしれません。
口での表現よりも
手作業での表現が得意な人が多いから
作品が、伝える手段(口)だから、
そう考えると
職人= コミュニケーション下手
も成り立たなくて。
職人 = 作品でコミュニケーションとるなら上手
なのかもしれません。
いずれにしても、
コミュニケーションを、作品だろうと口でだろうと、
とっていきたいと、外部に働きかけできる人でないと、
ずっと、何かをつくる、何かを発信するって難しいのかもしれないなと、最近思うようになりました。
どちらにしても
自分の内部にある心をアウトプットし、誰かに伝えるというためには
技術の鍛錬は必要なんですよね。
人間すべて
コミュニケーション職人なのかもしれないなと、ふと。