江戸切子を選ぶ経験はなかなかないですよね
2018年4月9日
うちのお店に訪れる人の8割が
贈り物のために
という目的です。
自分でなかなか買わない高価なものだから・・・
伝統工芸であれば目上の方への贈り物としてふさわしいから・・・
お酒を召し上がる方だから・・・
グラスなら必ず使うから・・・
海外の方へは伝統工芸が良いから
といった理由は様々ですが
共通点としては
シンプルに言うと
失礼のない嗜好品
であること。
日本人は礼儀を重んじるために、
この「失礼のない」というのは非常に大事なキーワードになります。
差し上げたときにどのように思われるか。
相手に対する気持ちをとても想像するので
江戸切子であれば、
伝統工芸
高価なもの
きれいなもの
文化性もあるもの
贈り物としてOKと考えるようです。
確かに
同じガラス分野であれば
バカラも結婚のお祝いにと多いし、
ボヘミアグラスもトロフィーなど贈答品が多いし、
高級な伝統的なガラスは
格式のある場での贈り物
として使われることが多く、
イメージが良いのかもしれません。
ただ、難点をいうと
非日常アイテムなだけにその中から
何を選んでいいかが難しい
というのもあります。
たとえば、
タオルを差し上げようと思ったとしたら
自分が使ったことのある経験が多いから、
大きいバスタオルがあると便利とか、
色物よりも白いほうが色落ちない
など、
自分の知識から判断して、選択しやすいということがありますが
江戸切子を使ったという経験は非常に少なく
選ぶ際の根拠がなかなか決まりません。
そのような問題を解決するために
この「贈り物」に関するブログでは
ずーっと江戸切子のある生活をしてきた私だからできる助言をさせていただきたいと思っております。
安心して華硝の江戸切子を贈っていただきたいなと思っております。