江戸切子コラボから作品が生み出されるまで①
2017年8月17日
異素材に江戸切子の紋様をは以前から弊社以外でもコラボはあったのですが
今回のコラボとの違いは
各会社の技との融合で
新製品をつくったこと
でした。
弊社の作品を印刷して
何かにプリントしてしまえば
それはあっさりと作品になりますが
それでは互いの世界観の共有ができません。
たとえば、
江戸切子あめ。
![](https://www.edokiriko.co.jp/cms/wp-content/uploads/project/1918/0310somosomo4.jpg)
ビーテック株式会社さんとのコラボですが
こちらの会社様の
お菓子に転写をする技術
があったので
江戸切子のぐいのみの底をそのままプリントしよう
ということになりました。
あめの丸い形とぐいのみの底が同じ丸い形に見えたからです。
当初は
紋様をそのままプリントする予定でしたが
何度かお話をしておりますうちに
だんだんと、
お互いの会社の技や考え方の話になり、
アイディアがでて
製品がブラッシュアップされていきました。
実は味も
いちごとソーダとどちらがいいですか?
と聞かれ、
ガラスの素材がソーダなんですよ
というお話から
ソーダガラスだから
ソーダ味にしよう
という流れになりました。
製品にもこの内容は記載されています。
OEM的にプリントして終わりの作品以上に
考え方がつながり、より良い作品になっていくことを
ビーテックさんから学ばせていただきました。
その後にコラボはどんどん進んでいきますが
このことをきっかけに
お互いの技と発想の融合のためには
対話が必要ということがわかってきました。