【和の色】に例えてみる
2018年7月20日
新作のオールドグラス
これは何色なんだろう~と気になり
日本の伝統色というサイトをながめてみました
・・見ているうち興味がどんどん脱線してきまして
「紅色」って
江戸切子の伝統色のひとつでもあるんですが
「昔は禁色と呼ばれていて
限られたひとしか着られない色だった」と
紫と同じような感じか~、と
ここまではすんなり読んでいたんですけれども
反対に
どんなひとでも着てOKな色として
聴色(ゆるしいろ)というのがあって
これは淡い紅色のことで
古の日本人の感覚って面白いなぁと改めて感じました
聞香っていったりもしますけど
目に映るものだけではない、という感覚だったり
似た色でもあえて区別して名前をつけてみたり
繊細な感覚を大事にしていたんだなー、と
一つの色から考え事が膨らんでいった時間でした
紅色も紫も江戸切子にはありますが
好きな色を使えるって贅沢なことなのかもしれません
時代が違えば税金代わりになったりして・・・