すりガラス
2018年8月28日
江戸切子の工程を大きく分けると
「カット」と「磨き」の2つで成り立ちまして
(新作宙吹ぐいのみ)
グラインダーで削ったところは
「磨かないと透明にならない」のですが
削ったところ全てを透明にせず
すりガラスの部分をつくることで
ぐっっとやわらかい見た目になります
分かりやすいのがクラシックライン
白い部分がなくなると、がらっと印象が変わったり
曲線のしなやかさと相まって、さらに優しさが増したりもします
華のある輝きと反対のものが隣にあるから
お互いがより引き立つという
そんな人間模様な関係性です