江戸切子で勉強中
2017年4月1日
こんにちは、スタッフの輿水です。
先日、本棚を整理していると懐かしい本が出てきたので読んでみると、
昔は引っかからなかった「赤酒」という単語が出てきたのですが、
赤酒って一体なんだろう、と思い調べてみると、
熊本県特産の赤褐色のお酒で、
醸造する過程で、強いアルカリ性の木灰をもろみに投入することにより腐敗を防ぎ、
火入れ殺菌を行わなくても保存性が良いのが特徴。
「灰持酒(あくもちざけ)」ともよばれる。
…なるほど、想像力が足りないのでよく分からない。
というわけで、実際に呑んでみることにしました。
味はかなり甘く、独特の風味でトロッとした舌触りが印象的で、
慣れてないと呑みづらさを感じてしまうような、不思議な味でした。
現在ではお屠蘇や料理用に使われたりするもので、
物語の主人公が故郷の熊本で呑んでいたらしい赤酒なのですが、
物語の中の時代ではそういうものだったのかなと、勉強になりました。