様々な要素と江戸切子
2018年8月24日
こんにちは、工房スタッフの小島です。
今回飲んだワインは、ラベルが面白いので思わず買ってしまったものです。
Cfa Backyard Winery (Cfa バックヤードワイナリー)
こちらの醸造所は、栃木県足利市で60年続く、ラムネなどを製造する株式会社マルキョーの工場内に建てられた小さな醸造所で文字通りのバックヤードワイナリー、なわけですが、自宅の裏庭のように知り尽くしている他の専門分野、得意分野(:清涼飲料水製造業)を持ち、その技術も応用しながらワインを作っていく、というコンセプトがあり、ここだからこそできるワイン造りがあるそうです。
オープニングアクトラベルに書かれていますが、前座という言葉が似合わない程、メインにしたくなる美味しさでした。
ボトルもガラス製の最新の栓が使われていたり、特徴的なラベルが貼られていたりと、新しさを感じて、つい色々と調べてみたくなるワインです。
別の分野の技術を応用することで、他との違いをよりハッキリとさせる、というのは何にでも言えることで、例えば歌舞伎の中に漫画を題材にしたミュージカルを取り入れ、スーパー歌舞伎と称して成功したり、少し違う要素を組み込む事で独自性はより強くなります。
江戸切子にも常に新しい要素を組み込む事で独自の進化と真新しさを齎せていけたらなと思いました。