古民家カフェで江戸切子
2021年2月27日
こんにちは、スタッフの輿水です。
先日、北千住にある日本茶カフェ「rojicoya ろじこや」さんに行ってきました。
北千住駅から歩いて数分の大通りから少し入った静かな場所にあり、築90年の古民家をリニューアルした味わいのある和の空間は居心地が良く、アットホームな雰囲気も穏やかな癒しを感じることができます。
また、rojicoyaさんでは日本文化の体験や学びの場としてさまざまなイベントを開催していて、和文化との出会いを提供してくれています。
今回、rojicoyaさんの江戸切子展として華硝の江戸切子を展示していただきました。その最終日に開催された三代目の江戸切子についてのおはなし会とぐい呑みで日本酒やアイスをいただくワークショップの様子を紹介します。
三代目のおはなし会は、華硝の江戸切子の特徴や使われている紋様の説明、薩摩切子や海外のカットグラスとの違い、江戸切子に使われる硝子の構造など、ワークショップに参加してくださった方々からの質問などを組み込んで30分程お時間をいただきました。
大人の方だけでなく小さいお子様も参加してくれていたのですが、三代目の話を最後まで真剣な表情で聞いている皆様を見て、普段の工房での仕事だけでは感じることのできない直接的なリアクションを知ることができました。
アルコールの入ったアイスをぐい呑みに盛りつけていただきました。この日はとても暖かかったので、いくらでも食べられそうなくらい美味しかったです。
カフェの中を見回すと、何組ものお客様が実際に華硝の江戸切子を使ってくださっていて、そのことがこんなに嬉しい気持ちになるのだと感じることができました。
改めて様々なことを学ばせていただいたrojicoyaさんの江戸切子展は終わってしまいましたが、rojicoyaさんでは色々な分野のワークショップを開催しているそうなので、和文化の学びや体験との新たな出会いに足を運んでみてはいかがでしょうか。