江戸切子のメンテナンス
2021年5月18日
こんにちは
工房スタッフの八幡です。
まだまだ緊急事態宣言中もありお家時間が多いですね。
華硝の江戸切子はたわしでごしごし洗えますよ、と普段からご案内させて頂いておりますがそれでも洗ったあと、水滴のついたまま伏せておいておくと水垢がついていることがあります。
工房でもなるべくは濡れたまま放置しておかないように注意しておりますが、どうしても忙しいと自然乾燥にまかせてしまうこともありますよね。
特にカットの中は水滴が残りやすくて、先日よくよく見てみたら水垢が溜まってました…
(写真でなかなか伝わりづらいかもしれないですが)
そこでおうち時間を活用して、掃除してみました!
工房でも使っているスチールウール(鉄綿)を使って水垢をごしごし…
ちょっと手の疲れる作業ではありますが、カットの中も表面の汚れもきれいにすることができました!
グラスの外だけでなく、内側も同様にきれいにすることができますので、おすすめです。
1つ注意点ですが、スチールウールは水がついたものを置いておくとサビがでてきてしまいます。
茶色の錆がでてしまったスチールウールを使うとグラスにキズが付いてしまいますので、そちらだけ気を付けてお掃除してください!
(ちなみに錆の出る前のものをグラスと共に水に濡らしながら使う分には問題ありません)
とはいっても、面倒ではありますので普段から水垢がつかないように洗ったらなるべく放置せずにふいておこうと反省致しました。
タオルでふいたあと、手ぬぐいで拭いてあげるとタオルの繊維も残らず綺麗になりますのでおすすめです。
綺麗になった江戸切子を使うと更にお酒が美味しく感じます♪