紅葉狩りと江戸切子
2021年11月25日
こんにちは、工房スタッフのヤワタです。
すっかり空気の冷たさを感じることも増え、秋晴れの日が多くなってきましたね。
先日私はお仕事でお休みを頂いて、山梨の方へ少し足を伸ばして参りました。
ちょうど紅葉が全盛というちょっと前の時期で、もう色付いている様々な赤や黄色と共に、色づく前の緑の混ざった景色が非常に綺麗で心が洗われてきました。
自然の木々の色を見ていると同じ赤や緑でも微妙な差がある色が重なって景色を作り上げているので、自然に全く同じというものはないという事を改め感じました。
江戸切子の硝子の色も同様だと思います。
同じ「紅」色でも、色味の濃いものや薄いもの。少し黒みがかったものや、朱色がかったもの。
また、硝子の厚みやカットが入り光の通り道が増えることによりまた色味も違ってきます。
全く同じものがないことの難しさは作り手としては大いに感じる所でもありますが、それも1つの良さだと感じていただけたら嬉しいです。
写真は、山の紅葉の景色をイメージして飲み物とグラスをコーディネートしてちょっとお家でも紅葉狩り気分を味わってみました♪