この日本酒にはこの江戸切子だ!~春鹿 純米吟醸 封印酒~
2016年5月7日
山吹色
を見るとイメージは
京都・奈良といった
西の都のイメージです。
江戸、東の色は青や紫のイメージなんですが・・・個人的な思いはさてさて
こちらのお酒
まさに西のお酒。山吹色の袋に包まれております。
真っ赤な紐が映えます。
朝廷、貴族、お寺・・・勝手なイメージが頭に浮かびます。
以前に西のお酒で「福寿」の紹介をさせていただきましたが
そのときにも
百人一首が似合う
と書きましたが
西のお酒って本当に百人一首の詩が似合いますね。
雅楽が聞こえてきそうな・・・
と勝手にイメージしましたが
こちらの「春鹿 純米吟醸 封印酒」
まさに本家本元の
こんな歴史を持つ酒蔵さんのお酒です。
今西清兵衛商店さん
明治17年、神官を辞した創業者が春日大社近くの福智院において酒造業を始めました。
まさに祖先は神官です。 銘柄「春鹿」の由来は、「春日大社」と「鹿」からきています。
教科書にも載ってる
修学旅行の必須の場所。
私も○○年前に学生のとき訪れました。
そんな
雅なお酒に合う器は・・・ということで
やはり
山吹色を大事にしたいということで
三角盃 黄色をチョイスしました。
伝統的なお酒には
この盃合います。
ぐい呑みではなくて盃。
歴史的には昔はこの「盃」がお酒の器として使用されていました。
特徴としては
お酒がすーっと口に含みやすく
こちらのお酒のような
低温でじっくり醸造したものは
やわらかくシルクのような舌触りが特徴
の場合には特に合います。
芳醇な香りが漂う中
一口いただきますと、
すっかり世界は
山吹色に染まる奈良の山々を見上げる貴族の気分です。
古典の世界を楽しめるお酒。
西の伝統的な酒蔵さんにしか出せない味わいのお酒でした。
おまけ。
華硝では江戸切子体験の後こんなふうに
みんなで
お酒を楽しみます。
4月のお酒は「春鹿」さんでした。
皆さん大好評でした。
職人気分で江戸切子を楽しんだ後は
貴族気分でお酒を楽しむ贅沢な時間。