オリジナルな欲望と伝統工芸①
2018年3月13日
ブロガーのちきりんさんの本をよく読みます。「ゆるく考えよう」という本を迷ったときや悩んだときによく読むのですが
その中に
オリジナルな欲望の大切さが書かれています。
モノを売る企業は
自分たちの製品を売るために、
「これを持っていないとだめなんでよ」
「これを持っていない人は仲間外れですよ」
と、不安をあおる。
同じものをたくさんの人に持ってもらうことが
売上につながるから。
大きい企業は
広告を使って
大きい声でそれを言う。
こんなにネットも発達していて
情報だって自分で探せる時代でも
「不安」を動機に消費者は、あれやこれやと言われるがままに
「欲望」を持つ。
その「欲望」は決して自分で決めたものではない。
誰かがつくったものを、自分のものと勘違いしてしまう場合がある。
本当に自分が欲しいものというのが
「オリジナルな欲望」とうことなのだが、
この話をなぜ、延々と話しているかというと、
うちのお店で買い物をしている方たちは
「オリジナルな欲望」をお持ちの方が多いなと実感をしているからである。
なぜ、そのように思うのか。
しばらく、この「オリジナルな欲望」と伝統工芸の関連性について考えてみたいと思います。
ワインを飲まない方がワイングラスをいただいたら自分なりのオリジナルな使い方考えると思います。