Project ブルーカラーの子供はかわいそう?

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伝統工芸のミライ

ここでは伝統工芸のミライについていろいろと華硝なりに考え取り組んだことをお伝えしていきます。(現在、更新していません。)

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ブルーカラーの子供はかわいそう?

2018年4月16日

忘れもしない、私が小学生4年生のとき、
同級生のお母さまに

「うちはホワイトカラーだけど、
 あなたはブルーカラーの子供だから、将来大変よね~」
と言われたことがありまして、

今、そのお母さまに言いたいですね。

「今、あなたどうしてますか?」

30年前はそんな価値観でした。たしかに。

職人さんの子供 = 儲からない。会社に勤めていないからだめ。

すごい価値観ですよね。

会社員がステイタスの時代。
私が大学時代でも、

周りの子たちに「大変だよね」と言われることが多くて、

会社のお勤めが素晴らしい時代。

いやあ、変わりましたね。この20年。

この間から読んでいる「10年度の仕事図鑑」でも、
なくなる仕事に

銀行員や士業があり、
私が就職をしたころには、ステイタス仕事だったんですよね。

明治維新なみに、今は価値観の変換期だと私は思っています。

人間しかできない希少性のある技をもつ人は儲かる仕事につくことができる。

ホワイトカラーだからいいではなく、
その人だからいい
という、人の能力が試されるときなんだと思っています。

明治維新後も
岩﨑弥太郎もいたけど、
武士、商売で失敗した人もいましたもんね。

価値観の大きな転換期というのは

人の持つ能力、センスが
より大事になる時期なのかもしれませんね。

ブルーカラーで良かったってあのお母さまにいいたいです。
私、定年ないし!
死ぬまで好きな仕事で好きなこと考えられるって最高ですよと言いたい。

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